リフォームかし保険

リノベーションは工事の内容によって、費用も高額になります。アフターサービス保証は発注者としては、当然気になるところ。 リノベーションの保証は、リノベーション事業者の「自社」の保証がベースになりますが その裏側には、設備や建材などの「メーカー」保証や損害保険会社が引き受ける「損害保険」によって 万が一に備えていることが一般的です。
そして、最近ではリノベーション等の需要の高まりもあり、中古住宅にも瑕疵担保履行法に基づく国の「かし保険」制度が誕生しています。

リフォームかし保険の内容

対象
リフォーム工事を実施した全ての部分です。
期間
構造耐久上主要な部分・雨水の浸水を防止する部分は5年間、その他の部分は1年間です。
万が一
リフォーム工事に瑕疵が見つかった場合の補修費用をまかなうことができます。

手続きの流れ

保険の
申し込み

工事
着工

保険法人に
よる検査

保険証券の
発行申請

保険証券の
受領

リフォームかし保険の仕組み

リリフォームかし保険は、リノベーション工事請負契約を締結する際に、消費者(発注者)のご希望により加入することができます。ご希望の場合は、リノベーション事業者にご依頼ください。保険加入には、保険料+現場検査料がかかります。詳細は、各事業者にお問い合わせください。お引き渡し後、保険期間内でかしが見つかった場合、かしの補修費用や調査、仮住まい費用等(下記参照)が保険の対象となります。また、万が一事業者が倒産した場合でも保険期間内であれば、同様にかしの補修費用や調査、仮住まい費用等(下記参照)が保険の対象となります。

対象となる費用

補習費用
調査費用
転居費用

保険金支払額 = (補習費用 ー 10万円)×80%

保険金支払額 =
(補習費用 ー 10万円)×80%

保険対象部分 保険期間 保険金を支払う場合 事象例
構造力上必要な部分 5年間 基本耐力性能を満たさない場合 建築基準法レベルの構造耐力性能を満たさない場合
雨水の侵入を防止する部分 防水性能を満たさない場合 雨漏りが発生した場合
上記以外のリフォーム工事実施部分 1年間 社会通念上必要とされる性能を満たさない場合 配管工事後における水漏れなど